本日は、こちらを読ませていただきました

お友達といっては大変おこがましいですが、
大阪から東京へいらしたときにお食事したり、
また、普段はいろいろとお話をさせて頂いている
大先輩の井寄奈美先生の7冊目の新刊
トラブルにならない
「会社に有利なルールの作り方」
です!
タイトルを見たときは「ドキっ」としましたが、
中身は至ってシンプルに、かつわかりやすく労働基準法の仕組みをどうやったら上手に使いこなせるか?
ということが書かれている本です。
決して、労働者を敵に回すような本ではありませんでした。
労使双方が、なんのトラブルもなく労働契約を結び、約束ごとを書類に残し、
円満に仕事をしていこうではないか?!
という意味で、この本を書かれたのだと思います。
「会社に有利な」という言い方をしているのは、
労働者=弱者という考えのもと、
労働基準法が労働者を保護する法律になっている関係で、労働者よりになっている部分が多いからだと推測致します。
本の中にもありますが、
労働者の給料は「時間」で決まります。
でも「時間」=「成果」ではありません。
でも、これを覆すことは出来ないのです。
いくら「成果」でお金を払いたくても、時間の給料が払われていないものは、認められないのです。
もちろん、時間分の給料を払った上での「成果」という上乗せは可能ですが…
そういったことを知った上で、給料を決めましょうよ!ということを指南してくれています。
また、採用してもすぐに能力を発揮できる人ばかりではありません。
そういった場合の給料の決め方も「慎重に決めていくべきだ!」ということをハッキリとおっしゃっていて、
「じゃ、いったいどうすればいいか?」という注意点を教えてくれます。
実例として挙げてくださっているものなのですが、
採用試験のときに「工場見学をさせる」という例。
これはなるほど!と思いました。
実際の現場を採用試験の段階でほぼ体験させることができれば、その組織の風土に合うのかどうか?
が見極められる確率が高くなるのではないか?と思い、私も実践してみようかと思いました。
(工場はありませんが…)
採用試験に何時間もかけてはイケないというルールはありませんので…
逆に、ここ(採用試験)が一番大事だと思うポイントは、時間をかけないといけないと思います。
採用試験でつまづいているレベルだったら、そのあとは…
はい、もうお分かりですよね(笑)
「問題社員化」していってしまいます…
悩みが増えます(汗)
アタマが毎日痛くなります…
夜、寝られなくなります…
四六時中「どうすればいいか」考えるようになります…
体を壊します…
だから、前処理が一番大切なんですよね。
そんなことを思わされました。
さて、更に、雇用に自信がない場合の方法の一つとして、
直接雇用だけでなく、「派遣社員」や「業務委託」などの制度の利用についても触れています。
最後のほうでは、解雇、問題社員の対処方法など、私も勉強になることがたくさんありました。
特に「組織づくり…」
これは、私の永遠の課題であり、まだまだできていないところです…
また読者限定で、ダウンロード対応可能な書式が豊富なのも魅力です♡
是非、経営者の皆様も、こういった人事のお仕事に就いている方も、従業員の立場の皆様も
読んでいただきたい一冊です。
Amazonで全力疾走中!(人事労務部門第1位のようで、スゴイです!さすが井寄さん☆)
最後までお読みいただきありがとうございました。
【“1日1回の”愛の1クリック】よろしくお願いします♪
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
※当ブログおよび当事務所ウェブサイトの内容に関するご質問については、
メール、電話その他一切のお問い合わせをお受けできませんので何卒ご容赦ください。
内容についても(特に古いものについては)度重なる法改正がありますので、
現状ですべてが正しいものであるとも限りません。
ご質問等は、該当する行政機関等に直接お問い合わせください。
- 関連記事
-
- 【トラブルにならない「会社に有利なルールの作り方」井寄奈美先生新刊】 (2014/03/24)
- 【今日から成年後見人になりました-児島明日美・村山澄江著-】 (2014/01/08)
- 【松山純子先生の「障害年金をもらいながら働く方法を考えてみませんか?」発売】 (2013/07/23)