私の長年のお友達であるお2人が共著で本を出版されました!

まずはおめでとうございます~。
この本を生み出すのに、大変苦労していた様子を遠目から拝見しておりましたが、
内容はわかりやすく、シンプルに仕上がっております。
私のように「成年後見人って何をする人なんだ?」
という人でも、成年後見人が何をする人かがよく分かりました。
児島明日美先生(司法書士)は、かねてから
「老活」という言葉で表現されていらっしゃいましたが、
成年後見、相続、遺言についてチカラを入れてらっしゃいます。
村山澄江先生(司法書士)については、成年後見人・保佐人・補助人にがっちりチカラを入れています。
お二人共、今後の老後に必要不可欠な存在であります。
(私もお世話になるかもしれません・汗)
これを読ませて頂いて、
成年後見人のやることって、
本当にたくさんあるんだなーと思い知らされました。
薄々感じてはいましたが、想像を超えました!
本の初回のコーナーでは、
・成年後見人になるためにしなければならないこと
・そのための一切の財産調査(有価証券、土地建物、借金など)と財産目録の作成
・年間の収支計画(年金・預貯金・家賃・公共料金、施設利用料、食費まで)の作成
などの紹介がありました。
これだけで、ゾッとしました(汗)
日常生活では、介護のような仕事はプロにお任せするのですが、
そういった契約をするのも、成年後見人の仕事。
財産の管理(日々の収支管理)もありますし、
また後見人は、「定期報告」といって、成年被後見人の現況を裁判所に報告する義務があります。
これが、約1年に1回。
しかし、1年に1回とはいえ、日々の日誌をつけておかないと、
報告書の作成はスムーズに行かないとも書かれております。
日々の積み重ねが大事ですね…
また、第4章では
施設への入所契約等についても触れています。
施設と一言でいっても、
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・介護老人福祉施設
・ケアハウス
・介護療養型医療施設
・養護老人ホーム
・認知症高齢者グループホーム
などさまざまあり、どれが一番自分にとっていいものかなんて、本人にはまったく区別がつきません。
こういったところについても、アドバイスをしています。
この分野は、ケアマネージャーなどがプロですから、
そのプロと相談した上で、本人が決めた施設に入所するときには、
成年後見人の出番!というわけです。
契約者は
成年被後見人○○○○
成年後見人 ▲▲▲▲
といった具合です。
また、本人が相続人になってしまったという場合は、
成年後見人が遺産分割協議に参加して、上記のように記名押印をするそうです。
成年後見人の仕事は山のようにありますから、
一人で、多くの方の後見人になるのはとてもハードそうな気がしてなりません…
このお仕事をきちんとしているお二人は尊敬モノです。
たまに、「おばあちゃんに可愛がられている話」を聞くと、ほっこりします♪
この本の中にも書いてありますが、
最近は、高齢になってからの「おひとりさま」が増えてきていて、
ますます成年後見人が必要な時代になってくるでしょう。
これだけやることが多いと、
法律家が成年後見人になるのがいいのかな?とも思いますが、
親族も後見人になることもあるでしょう。
実際、成年後見人の割合は48.5%が親族だそうです。
この本が、一人でも多くの方(特に一般の方)のお手元に届き、
ご親族に万一があって、成年後見人にならなければならないとき、必ず助けになると思います。
しかし、裁判所に行くことや登録免許税とかの費用を揃えたりするなど、
考えるだけでほんとうに頭が痛くなりますね…
乗り越えられそうにないときは、
専門家(児島さんや村山さん)にお任せするのが一番かもしれません。
きっとご家族は、もしご親族がそのような状況になったら、
その他にもやらなければならないことがたーくさんあると思いますので…
ちなみに、私のような「おひとりさま」は完全にあすちゃん、すみちゃん頼りです(*_*;
どうぞ末永く見守ってください。おふたりとも、よろしくお願いいたします♬
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