井寄奈美先生の、新刊 「社長「非常識社員」はこう扱いなさい」
を読ませて頂きました。

ドッグイヤーがたくさんできてしまいましたが、
全体的な印象は「アメとムチを使い分けなさい」
というメッセージが込められているような感じがしました。
非常識社員に対抗するには「一般の常識ある社員」についてもきちんとした評価をしてあげること、
就業規則にも「表彰」と「罰則」は対のものとして存在させること!
具体的な就業規則での定め方も例示されており(途中と巻末)
我々の実務にも役立てることができます。
p210から
「できる社員が感じる「5つのデメリット」を解消せよ!
というコーナーがありますが、
こちらは井寄先生らしい幅広いネットワークで
従業員30名から500名の会社に勤務する20代から40代の男女50名を対象に
実際にインタビュー調査したという「実際の現場の声」への対応方法をまとめてあります。
現場の生の声!ですので、これも大変参考になります。
また
p232には「ブログで情報を発信することで開かれた会社に!」という
とある30名の製造業の会社のことが書かれていますが、
これはまさに私の考えることで、非常に共感しました。
本の中にもありますが、
「心のなかにあるものは、言葉にして伝えなければ伝わりません」
「経営者の思いを社員に伝え、会社として目指すべき方向を示すことで、非常識社員を道に迷うことなく
ついてくるようなしくみ」
を作らなければなりませんね。
それには就業規則の「絶対的必要記載事項」のみならず「相対的記載事項」を記載し、
しかもそっちのほうが大事だったりする(笑)ということも書いてありました。
まさに私の思いと同じです。
当事務所も新しいスタッフが金曜日から増えました。
1人は有資格者、1人は試験勉強中です。
でも、みんな「社労士」という資格を活かしたい、「社労士」になりたい。
と思ってくれているところがまず一緒。
だから、この仕事を通じて「成長や悦びを感じてもらえる」と思って採用しました。
そんなことも就業規則には書いてあります。
入社の日の午前中は、しっかり就業規則を読み合わせました。
これは、自分(私)のやりたいことと、スタッフの目指すものが違っては困るのでしっかり説明をしました。
ベクトルは最初から合わせておかないと、いきなり合わせようと思っても難しいものだと思います。
お陰様で二人ともとても協力的な方で、私が煽られています(汗)
私は「やるなら最初から」という感じで、これから先も就業規則を全員で読みます。
しかも「音読」です。
それからいつも私の行動指針にあるものを太字にしておきました(笑)
これからも言い続けます、しつこいかもしれませんが...
さあ、新しいスタッフが全員揃ったところで、
スピード上げて、もっと楽しく、充実した事務所運営をしていきたいと思います。
井寄先生の本を読んで更にそう強く思いました。
井寄先生、素敵な本をありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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