~被災地の復興を願って 心は一つ、ともに明日へ~
さいたまシティマラソンが行われ、私も走ってきました。
人生初のマラソン出場は、地元のハーフマラソン。
こんな日に走っていいのか?と思いましたが、
このレースのコンセプトが私を「走らせる」気持ちにさせてくれました。
前日にゼッケンを受け取り、被災地へのメッセージを記入!

ランナー友だちに教えてもらったサプリ。

OS-1は吸収率がいいので、
トイレの回数を防げるということで前日夜からこれしか口にしませんでした。
アリーナは満員御礼なくらい人人人。。

レースは8:30スタート。
参加者ハーフの部が11,000人!
3キロの部が4,000人
8:15には、自分の予想タイムごとに区切られた
さいたまスーパーアリーナの外周のスタートエリアに到着。
私は予想タイムが2時間20分で出していたので、まんまと最終エリアのEスタート。。。
仕方ない、実力がないんだから…
8:20分レース直前に、全員で「黙とう」が行われました。
一瞬静寂な雰囲気に包まれ、被災者の皆様への哀悼の意を表しました。
その後8:30、レースがスタート!
私は、スタートから約8分遅れてスタートしました。

スタート前はこんな元気☆(妹が応援に来てくれました)

しかし、悪夢が。。。
4キロを過ぎた頃、左臀部の痛みが再発しました。
実は、1週間前の3月3日。
練習のときに、突然左臀部に痛みが…
「あ、歩けない…」
5キロ走る予定でしたが、3.5キロでやめてすぐに整骨院へ。
マッサージと治療とハリを打ってもらって、レース前までは走らない方がいいと…
それからレース慣れしている友達に聞いても
「レースまでもう走らない方がいい」と…
2週間前からプログラムを組んでいた私には、ショックでした…
これを知った、高校の同級生がレース4日前に、私のからだの調整に来てくれました。
現在は、山崎静代選手、日本プロ野球のマスターズリーグに帯同するなど
大活躍中のスポーツトレーナー。
忙しい中、私のために時間を割いてくれました。
幸い痛みはすぐになくなったのですが、
練習はできず、本番を迎えました。
そして、本番でこの痛みの再発によって、
私のレースは思いもよらぬ痛みとの闘いとなってしまったのです。
4.7キロ地点での給水所(エイド)では、アクエリアスを。
(本当はここは無視しようとおもっていましたが、痛みを何とか逃せるのではないかと一口二口、口にしました。)
幸い痛みはこれ以上強くなってこなかったので、なんとか次のポイントまではいけると思いました。
10.2キロ地点、第二給水所。
7.5キロの上り坂でかなり疲労したのか、左臀部の痛みは強くなり…
しかし、水と塩熱サプリを補給するときに少し歩いてみて、軽くストレッチをして再走。
この頃、川内選手はゴールイン☆1時間4分ちょいで走ったみたいです。
さすが、早すぎます!!!


15.3キロ地点、第三給水所。
私の出身中学の前で、演奏している中学生に励まされながら、
再度、水と塩熱サプリを補給。
もう痛みがマヒしたのか?なんだかよくわからない状態で走りぬける。
17.3キロ地点、第四給水所(最後のポイント)
再度、塩熱サプリと水を補給。
沿道の声援が「もう少しだよ」に変わる。
どんどん元気が出る。
「痛みなんてもうどうでもいい、明日すぐにまた走るわけじゃない。」
「このマラソンのコンセプトは?なんだっけ?
あ、そうだった!被災地の復興を願うんだ。
被災者の方を思えば、走れることこそが幸せだ!
生かされている今を生きろ!走れ!」
「みんなに頑張れって応援してもらってきたじゃないか、こんなところでやめない。」
「次、またいつ走れるかわからない。」
「京都」でもフルマラソンを仲間たちが走っている。」
などといろいろなことが頭を駆け巡り…
18.5キロくらいからラストスパート!
ゴール手前で応援ランナーの嶋原清子(大阪マラソン2011 第2位)さんが
「頑張れー☆」と声をかけてくれた。
私は、笑顔でうなずけた。
ゴール!
ゴールの後は、すぐに痛みに気づいて「まともに歩けない…」
すぐにストレッチをしても痛みは引かない。
グロスタイムは2時間18分28秒
(スタートのタイムラグを加味しないで8:30分スタートしたとみなしたタイム。
陸連ではこっちが正式タイムだそうです)
ネットタイムは2時間9分37秒
(あくまで自分がスタートラインを過ぎた時間からゴールするまでのタイム)
順位 397位/1115人中(39歳以下女子の部)

ペースはこんな感じで平均、6分をウロウロ…
最後にペースを上げられたのは、よかったと思います。

途中ペースが落ちているのは、給水所で止まって給水していたからです。
グロスタイムは私の場合関係ないので、ネットタイムで見ると
先々週の練習中の自己ベスト 2時間7分44秒には届きませんでしたが、
最後まで走り続けられたことが何よりの結果かと思います。
おかげで左足が痛くてまともに歩けません。
レース終了後、しばらくして落ち着いてから
この状態を相談したくて、同級生のスポーツトレーナーに連絡すると
「お疲れ様。2時間を切らせてやれなくて申し訳ない。」と一言。
1回しか調整してもらってないのに、こんな風に言ってくれる友人に申し訳ない気持ちで
何とも言えない悔しさがこみ上げてきました。
みんなに「2時間を切れる」と言われていたのに、出来なかったのは自分の責任です。
まだ練習量も経験も足りないのだと思います。
ただ、京都マラソンを3時間8分で走りぬけた友人からのメッセージは
「冨樫さん、タイムは徐々に縮めていくものですよ。あとが苦しくなりますよ!」
と一言。
これも身にしみるひとことでした。
このマラソンを通じて、少しでも誰かに元気を与えられたとしたら、それはすごくうれしいことです。
そして、私も走りはじめて約2年。
最初はいきなり10キロを走って、左半月板損傷をしました。
ここまで来ることができて、やっぱり「出来ないことなんてない!」と改めて実感しました。
最後は笑顔で☆

レース前もレース後もバナナ食べまくったよ(笑)
アミノ酸も摂りまくりましたよ!
友人トレーナーに「普段の2倍摂っていい」って言われたので、レース終了後3時間ごとに入れました。
今回は本当に沢山の方に応援して頂きました。
皆様の声援が、苦しいとき、背中を後押ししてくれました。
感謝☆感謝のレースとなりました。
ありがとうございました。
そして、改めて被災地の復興を願い「ともに明日へ」一歩を踏み出したいと思います。
そして、また新たなレースに向かって!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【“東北頑張れ!”愛の1クリック】お待ちしています。
↓↓↓↓↓

にほんブログ村
- 関連記事
-
- 【『できる!社労士.jp』の取材が終了しました。】 (2012/03/21)
- 【いっぺん、食えなくなってみな。】 (2012/03/19)
- 【さいたまシティハーフマラソン完走!~走る喜びとともに苦痛の17キロ~】 (2012/03/12)
- 【執筆した原稿200枚と格闘中~!Nothing is impossible.】 (2012/03/09)
- 【笑顔体操 にこにこのたね CD・DVD発売開始☆】 (2012/03/07)