「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術」
を読みました。
この本は、スモールビジネスがいかに成功を収めるかのアイディアがぎっしり詰まっています。
もちろんすべてのアドバイスが、士業に当てはまるわけではありませんが、
これからの自分の事業を見直す上で、非常に参考になりました。
この本には、起業には3つの人格が必要としており、
その3つとは【起業家・マネジャー・職人】だといっています。
・起業家 =理想主義者、些細なことにもチャンスを見つける才能を持つ。革新者。
・マネジャー=管理が得意な実務家、現実主義者。
・職人 =手に職を持った個人主義者。【きちんとやりたければ、人に任せず自分でやりなさい】
手を動かして物を作り、その結果目的が達成されれば満足。
マネジャーによって、仕事での個性を否定されることを嫌う
この3つの人格がバランスよく機能すると、最高の結果が出せる。
なるほどな~
これだけ読んではそう思わないかも知れませんが、本を全部読むと良く分かります。
私自身には、しっかりと当てはまる箇所があります。
完全に職人タイプ...
自分の仕事を自分で抱えることが最高だと思っていました。
お客さんは自分を信頼してくれているので、それ以外の人に任せることなんて出来ない。
でも一人の限界は必ず来ます。
仕事に振り回されている...
仕事の奴隷のように...
そこで初めて人を雇いました。
そのおかげで仕事がスムーズに進むようになりました。
人に任せることで【お客さんに迷惑をかけない】ことを初めて実感しました。
この本にあった名言ですが、
【あなたの事業はあなたの人生ではない】んですよね。
事業と人生は切り離して考えることが必要で、
事業は自分が亡くなっても続く可能性があります。
また、この世で収益が上がる仕組みは、残さなければならないと思います。
ただ、収益が上がる仕組みが残るには、
常に【提供するものの価値が何なのか?】を考え、生み出していかないとなりません。
それが、起業家(革新者)の役割なのでしょう。
また、事業を繁栄させ、残すためには、
自分が居なくても事業が動く仕組みが必要です。
しかも自分だけでなく、他のスタッフが退職したり、変わってしまっても、
必要最低限の能力で、その事業が動く仕組みが残されていないといけないのです。
必要最低限の能力でと言うところがポイント。
世の中、そんなに能力の高い人ばかりではないと言うことも書かれていました。
また、
【偉大な事業とは、非凡な人によって作られたものではない、
平凡な人が非凡な結果を出すからこそ、偉大なのである】
ともあり、
【この平凡な人が偉大な功績を残すために非凡な人との差を埋めるのが、システムなのだ】
という話も一理ありですよね。
普通に勝負したって叶わないんですから…
ということで、今年の重点項目!!
・マニュアル化
(どこに対しても同一の(安定した)サービスをするためは仕組みが必要だし、人が変わっても仕組みは残る。)
・組織図の作成
(役割分担をしっかり)
をしていこうと思います。
そのほかにもマーケティングの重要性、数値化のことについても触れていましたが、
書ききれないくらいの情報なので、この辺で。。。
最後に、もういっっちょ名言を~
【仕事は、人間の心を映し出す鏡なんだよ。仕事が粗雑な人間は内面も粗雑だし、退屈そうに仕事をしている人間は、仕事に退屈しているのではなく、自分自身に退屈しているんだ。つまらない仕事でも、芸術家が手がければ芸術品に仕上げることが出来る。仕事というのは自分の心を映し出すものなんだよ。】
【嫌な仕事なんてそもそも存在しないんだ。仕事が嫌な人間がいるだけのことさ。】
痺れますね…
はい、毎日勉強・毎日修行です~。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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