昨日の日経でした。

国税庁が国民年金保険料徴収とは…
基準として、所得が1,000万円以上の高額所得者で、支払の督促に応じない悪質なパターン。
推定400人だそうです。
計算すると…
国民年金は、現在15,100円。
過去の額の差は無視して、徴収権消滅の時効が2年とすると、
15,100×24か月分=36万2400円(一人当たり)
362,400円×400人=1億4496万円
この記事を読むと、本来国税庁は高額な脱税を検挙するのが目的であるため、
このような数字は、ま~国税庁にしてみれば微々たるモノです…ということがありまして…
ですから、本来業務の邪魔にならない程度になるよう上記の基準を絞って、徴収率UPに協力してくださるとのこと。
この1億円ちょいの金額に、どの程度国税庁が頑張ってくれるか、
また、この額で国民年金保険料の徴収率はどの程度上昇するのでしょうか~。
さらに、所得が1,000万円という基準を下回っている方については、
国税が動かないとすれば、日本年金機構が今までどおりやるのでしょうか?
もともと、国民年金法で(第3順位ではありますが)差押さえできるわけですし…
正直者がバカを見るようなことは、できるだけなくしたいですね~。
昔、所得が1,000万円の方に、
社会保険庁から差押さえの文章が送られてきたことがありました。
慌てたご本人がご相談にいらしたのですが、
本人は、わりと楽観的で
“何とか払わない方向で”とおっしゃっていましたが、結局支払った記憶があります…
差押さえには、かないません…そのようにお伝えした記憶があります。
しかも2年分で(上述の通り)30万円程度…
差押さえされて、その後の手続の煩雑さなどを考えると…
とかそんな話も…
何はともあれ、“ちりも積もれば山となる”わけで、
その“山”となったときに恐ろしいことになりますから、
毎月定期的な支払をしておくことが必要でしょうか。
仕事もそうでしょう。
溜めておけば、あとあと結局自分に降りかかります。
そんなときに限って、ミスも増え、結局仕事が増えてしまったり、予想以上に時間がかかってしまったり…
“あ~ぁ、あのときやるべきことをやっておけば、今、こんな風にならなかったのに…”
と思うこともよくあったりする。
【今日なすべきことは明日に延ばすな】
国民年金の納付も、“2年経っちゃえば時効でしょ?”と思っていると、
今後はそうも行かないかもしれませんね☆
え!私ですか?
私はキチント支払っています…ぶつぶつ言いながら…
私どもこそ所得が1,000万円以上なくても“悪質”扱いでしょう…(苦笑)
社労士の皆さま、お気をつけ下さいませ~(笑)
さて、最後に先日行った海の癒し系写真、出来ました~♪

またまた、日本法令さんから当たっちゃいました!

どうもありがとうございます。
これで運を使い果たした私は、もはや宝くじは当りません~(泣)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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