最近めっきり仕事をしてないように見える冨樫です。
してなくないです、一応二刀流です。
年齢もシジュー半ばとなり、
なんとなく、自分が生きる道は仕事も含めてですが、自由に表現していこうと思います。
というわけで、要するに勝手気ままなブログです(苦笑)
そして、またトレラン話で…(本当に物好きです)
先週10月9日(日)午後1時スタート(制限時間24時間)
日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)が行われまして、私も参戦してきました。
参戦日記ですので、興味のない方はスルーしてください。
私は走ることでモチベーションを維持している人間なので、
多分分かる方には分かる!だし、意味がわからない人には伝わらないのは承知の上です。
一応ゴールしました!

10月8日(土曜日)レース前日
ムサシのリプレニッシュ1リットルを1日かけて飲む。
嫌だけど、ウォーターローディング…
飽きる…けど明日のため…
この一週間前から鶏肉、大豆を意識も…
納豆もすっかり飽きたな…
荷物もどん!
ハセツネはエイドなしのため全部持ち。

ジェル祭り。
今年はこのジェルを1時間に1本摂ってゴールすることに決めた。
タイムラインはサブ13(13時間以内)からサブ16まで準備。

狙うはサブ13か13.5。
無理なのは承知の上、やってみよう。
だからジェルが15本(うち予備二本)なのでした。
ザックの重さは4.7kg
(うち、水は背中のハイドレに1㍑、アクエリアスパウチ300ml、麦茶600ml、トップスピードとメダリストを混ぜたもの500ml)合計2.4㍑
<行動食以外の持ち物>
レインウエア(TNFのストライクトレイルフーディ)上
シェル(TNF)上
バフ2枚(汗拭き用とヘッドバンド)
グローブ(サロモン)
ファーストエイドキット
ライト(PETZL ティカXP)
ハンドライド(ジェントス閃)
予備電池(リチウム電池7本、ティカの予備充電1コ)
胃薬、目薬、痛み止め(ロキソニン)、芍薬甘草湯、下痢止め、ナウゼリン(吐き気どめ)、陀羅尼助丸
シューズ : スポルティバ ミュータント
このサロモンの指を出したりいれたりできるグローブが、
すごい役に立つとは、当日の朝買ったときには思わなかった…

10月9日(日曜日)スタート当日
朝:お餅(五平餅3コ きなこ味 団子3本、車運転中に五平餅あと2コ)
OS1とともに…
食べ合わせも何もあったもんじゃないです…
女子更衣室で着替えを済ませ、体育館へ。

みんなが待ってた。
昨年とほぼ変わらないメンバー(笑)
同業の先輩内海先生♪

スタート前、
沢山の参加者&応援者&ボラの方、かまくRUNメンバーに励まされる。



この前、UTMF&STYも一緒に走ったゆーこりんと、初出場のしずちゃん♪
女性陣元気♪
12時30分
スタートに並ぶ。

昨年のタイムは17時間27分8秒。
4時間もちぢめられるのか??
自問自答…
13時00分 スタート
ゆーこりんとともに!
まずはスタートと同時に、トレランの先輩、古谷さんにお会いできてビデオに映らせてもらった。
ゆーこリンは速くて、あっという間に見えなくなる。
スタートして交差点を右折したところにかまくRUN仲間の声援!
約2キロ先の広徳寺まで猛烈ダッシュ。
広徳寺の上がったところで渋滞にはまる。
4.5キロ付近の今熊神社までの登りでまみちゃんの応援が待ってた!

ありがとう!
今熊神社でさえみんの応援!

ありがとう!
今年は迷わず、今熊神社と今熊山のトイレはすっ飛ばす。
(本当はスタート前からトイレに行きたかったのだけど、もう間に合わなかったし気のせいと思うことにした)
長いシングルトラックがずっと続く。
暑い…
蒸し暑い…
抜かすにも抜かせないし、この時間帯のランナーさん、
みんな走るのでついていくのが精いっぱい。
1時間に1本のジェルを忘れずに飲む。
入山峠 (75分)
応援してくださってる見知らぬ人たちから速いよー!と言われる。
「サブ12行けるよ!」なんて声も。

しかし、ここからは4つの大きな壁を乗り越えなければならない…
今年は、昨年ほどしんどくなくクリアできた。
(昨年は低体温で胃が動かなくなって気持ち悪くて仕方なかった)
市道分岐(2時21分)
ここから、狭いシングルトラックを前の人を追いかけるように走る。
いや~もう疲れてる。
それでも醍醐丸の登りはきちんと前についていけた。
15km 醍醐丸(3時間5分)
たむまゆちゃんを発見!
「速い!冨樫さん!頑張れ!」の声。
すごく嬉しかった。
励まされてそのまま足を止めずに行く。
浅間峠までは、また前につられるように走る。
途中、仲間のアニキに会って抜かされる。
「冨樫、長丁場だからまだゆっくり行けよ!」
アニキのほうが実力は相当上。
確かに体感的にもこのスピード私に速すぎるし、自分でも結構疲れてる。
と思い、マイペースに戻す。
この間も1時間に1本のジェルを欠かさず摂る。
その他に水分はチョコチョコ摂取、汗は昨年の低体温の反省を生かし、いやっというくらい拭いていた。
第一CP 浅間峠(4時間18分39秒)
トイレ(1回目)。
昨年の経験で場所を知っていたので、すぐに走っていって並ばずに入れた!ラッキー!
知り合いは誰もいないので、淡々とヘッデン、ハンドライト、腰ライト装備。
1時間に1個ジェルを取る(約100kcal)をここまでで4つ取っていたが、
まだ胃袋もやられてなくて、固形物もイケたので、パワーバーのバナナ味を半分かじる。(約100kcal)
ここまでで、だいぶ汗はかいたけど、手首のバフがびしょびしょになるくらいお腹も首回りも拭きまくってきたので、
そんなに冷えは感じない。
水も気にしながら飲んでいたので、まだ感覚では500~700mlくらいしか飲んでない。
そしてあまり寒くないので、シェルも着ずにそのままスタート。
この時点では、サブ14くらい行けるのか?と大きな誤算。
浅間峠(22.66km)~西原峠~大沢山~三頭山
浅間を出発し、少し登ったところに「冨樫さん?」と声かけてくれた集団が!
「もっち―さん!」
出たー!!!
かまくRUNメンバー石川さん、亨ちゃんなどみんなが待ってくれた!
スタートにもいたのに、浅間峠まで来てくれてサンキューです!
「写真☆写真☆」と大騒ぎして、闇の中ブレブレの写真を撮る(笑)


「撮影しなおしに戻ろうか?」なんて笑いながら叫んだものの、
実は戻れるほど元気ではないので、そのまま出発。
みなさまありがとう!
そこから闇の中を笛吹峠まで進むのだが今回もガスってる。。。。
結構今年は濃いので、けぐさん作成ヘッデンの獣人イエローフィルターが効果的だった。
(昨年同様、途中で落としてしまったのですが…)
ぺツルのヘッデンは215ルーメンあるのですが、
オートにしてあるので、ハンドライトが明るいと自然に明るさが落ちる。
その辺をうまく調節しながら、ハンドライドは付けたり消したりで節電。
灯りを頼りに進むものの、浅間までのツケが回って足が重たい…
疲労がたまってて、グルタミン酸を1袋飲んでみる。効果があったか分からない(笑)
また小綱峠で寒くなってきて、いよいよ腹巻(モンベル)を投入。
本当は浅間で付ければよかったんだけど、そのときはとても暑くて付けれなかった…
腹巻きは、ファイントラックパワーメッシュの上に装着
ゴールまでおなかの汗びえするというのはなかった。
(別の大人事情で腹痛とトイレは連続でしたが…)
笛吹峠までは静かで誰もいないことが多く、
また、抜かされるときは集団で抜かされていった。
付いていく余裕もないこともしばしば…
「お先にどーぞ」が増えていく…
ただ今回は一人でも怖くなかった
昨年の経験と、先週試走していたので、あまり怖いということは感じなかった。
道をロストすることなく、平坦なところと下りは走れるとことは走った。
登りは全然走れないけど…
(この辺は浅間峠までも同じでした。ただ、浅間峠以降スピードが格段に落ちた…)
笛吹峠に到着しても、
時計を見ることなく、みんなが休憩していても休むことなく前に進む。
しかし、この辺りは異常にガスが濃くて、
霧雨みたいなのも見えて、なんだかとにかく先がみづらい…
西原峠でさすがに少し休憩。
これから大沢山という最初のボスと闘い。
少しだけ立ち止まって(1~2分)休憩を入れる。
さ、ここからガレた場所を手づかみで登ったりしつつ、
最初のベンチに到着。
「ヘロヘロだし、珍しく1席空いてるから座ろう!」
とりあえず、笛吹峠手前くらいからこの間が眠くて仕方なくなってきたので、
カフェイン入りジェル(ショッツプラム味カフェイン80mg)を投入
隣に男性が座ってきて、「三頭山まであとどれくらいですかね?」と聞かれたので
「あとニセピークを2,3個乗り越えたら、あとは階段を100段くらい登れば三頭山なので…」
「あと3,40分くらいですかね?」
と言われるんで、「そうですねーそんなもんですかねー」と答えて、お先に失礼する。
(多分適当な答えになってた 笑)
ここまでの道のりで、すでに道脇で寝る人、うなだれる人多数。(ほぼ男子)
昨年より2時間以上私のペースが早いのに、グロッキーな人が昨年より多い。
速い人でもこんな大変なんだな…。
(まさかここで今回のレースが脱水症状続出になっているとは思いもせず)
大嫌いな大沢山をやっつけて、三頭山避難小屋。
トイレ2回目(ここも誰もいないので、並ばず)
出ると、ちふみさんと内田さんが並んでた!
「冨樫さん!」
「あ、ちふみさん、内田さん!きついねー、もー歩いてばっかりだよー」
「このペースどのくらい?」と聞くと内田さんが
「サブ15ペースかな~」
と。そっかー!サブ13.5は無理だな~。
と話して、でも、何とか行けるとこまでいこうと気を取り直して、元気をもらう!
そのあと数百段の階段を登って…
三頭山山頂(標高1531m)
ボラの方の「ここが山頂ですよ」の声が嬉しい。
山頂で休む人も多数。
私は休むことなく、鞘口峠までの下りへ突入。
しかしここが…
行列のトップの方がストックで降りるので、走らない。
ここはうまく走れれば30分で鞘口峠まで降りれるのだが、
シングルトラックで抜かせないため、この渋滞にはまるしかない…
後方の方が、だいぶ時間がたってから
「遅い人は山側に寄りませんかー」と声をかけてくれたのですが、
そこから二人程度が避けただけでトップは今度はストックをもって走り出す。
しかし、ペースはあまり早くはないので、結局鞘口峠までは付いていくだけに…
鞘口峠から登りで抜いて、そこからマイペースで登り下りができるようになったりできなかったり…
結局その方とデッドヒートみたいな感じで、気づいたら前にいて、また抜かすの大変みたいなのを繰り返す...
そしてこの間に、ちふみさんに追いつかれてあっさり抜かされる。
ちふみ姐さん、力強い走り!
第二CP 月夜見エイド(8時間59分31秒)42km地点
トイレ(3回目)
※大人の事情ほんとうに嫌…
昨年よりは3時間くらい到着が早いのと、
このときは雨が降ってなかったので、まずはザックを乾いたアスファルトにおろして、トイレへ。
その後、電池交換(ヘッデンは充電器交換、ハンドライトは電池入れ替え3本)
ここまで腰ライトは一切使わずなので電池交換無し。
次にエネルギージェル(ベスパアップルハニー)とカフェイン入りジェル(ショッツコーラバニラ80ml)を
手前のザックとTNFの6ポケットパンツの後ろ部分へ入れ替え。
お腹も背中も6ポケットはエネルギージェルと薬(陀羅尼助、下痢止め、ロキソニン、ムコスタ、ナウゼリン)だらけ。
たったひとつのエイドステーション♡
念願の水を貰いに行く。
しかもMAX1.5ℓしかもらえない。
貰ったのは、
ボトルに水500ml(メダリスト+トップスピードを混ぜる)
ボトルに水500ml(粉麦茶を溶く)
後のハイドレに300ml(水)
ポカリスエット200ml(その場でがぶ飲み)
月夜見エイド~御前山(46.55km)~大ダワ(50km)標高1266m
準備に20分くらいかかったと思うが出発
だいぶ寒くなってきたのと、少し雨が降ってきて、
月夜見エイドの出発直前にシェル(レインではない)をザックのうえから羽織る。
頭痛もするのでロキソニンとムコスタ投入。
イケないと分かりながらも、頭痛がひどくなる前に…
そこから急坂を下る⇒急坂を上るなのですが
雨が降ってきて風も吹いてきて、
結構これが強めになってきたので体温を奪われていく。
帽子(フード)もかぶるけど、風で吹き飛ばされる。何度もこれの繰り返し。
手袋も今までは手の先を出していられたのだが、寒くなって手の先をかぶせるようになった。
サロモンの手袋、直前で買っといて本当によかった!
けど、シェルじゃなくて、レインのほうが良かったかな…と考えながら、進む。
でも着替える余裕ない…荷物下ろす時間もったいない!
歩いていれば何とかごまかせる寒さ…
周りはほとんど誰もいない暗闇だし、
マイペースで登りを登っていくうちに少し温まる感じ?
時々見つける方を捕まえては「失礼します」と声かけて登らせてもらうようになる。
みんな疲れてる…
私も疲れてる…
マイペースこそ命…人のペースに合わせられる余裕もない…
早く帰りたい(昨年と同じまたここで思う)
この間、登りでは何度か木に寄りかかって休んだ。
(この現象は毎年同じ。笛吹峠から大沢山手前までのほうが多かったかも)
そこで復活して、また登るを繰り返し…
下りとフラットはできる限り走ったけど、ぬかるみが多くて足がはまる?というか滑るというか…(笑)
STYの再来か!?月曜日は晴れるはずだったのに、雨も降ってくるし(笑)
と思いながら、気づいたら御前山(先週、ユタカっちとゆーこりんと来たなと思いだして)、休まずにすぐに降りる。
ここから大ダワ(標高約1000位)までは下り基調。
でも多少登りはあるが、ここまでの約4キロを慎重に、転ばないように走る。
大ダワまでの途中のベンチに座っていた男性から
「冨樫さん」と声かけられる。
これまたお仲間の櫻井さんだった。
普段はもっと早いのにケガとかあったみたいで私から、
「あれ?のんびりだね!」
と声掛けて、私はそのまま前に進む。
(あとで大ダワのトイレに入っている間に抜かされたらしい)
大ダワまではシングルトラックで抜けない…
これまた、どちらかというと下りが得意な私には参ったな、詰まってる…
と思ってたところに同じような男子選手がいてくれて、その方のあとをついていくことに!
結構滑るので慎重に進んでいく。
男性がこけるたびに「大丈夫ですか?」と声をかけ
「滑りまくりです(笑)」
なんて会話をちょっとしながら進んでいく。
ガスが濃くなったり、小雨が降ったりやんだりを繰り返しているうちに、
標高が下がっていくので寒さがなくなっていく。
大ダワ到着(50km)(何時間か覚えてない…。その時は見たのに…多分10時間30分くらい?)
トイレ(4回目)、ここは3人くらい並んだ。
ジェルを入れ替え、雨がやんでたので、アスファルトで座って準備。
すると「冨樫さん!」
なんと、マイメロかぶってボラの小峰ちゃん!(普段はトレイル仲間)
「今日もがんばってるね~」と言ってくれて、少し話をする。
「食べれてる?」と聞かれたので、
「今のところゼリーばっかりだけど食べれる」
「だったらよし!」
「ラスボス行ってくる」
「うん、頑張って!」
みたいない会話をして私にとってのラスボス、大岳山へ向かう。
シェルはザックの下に着直して、そのまま走ることに。
そこから大岳までは、一人のときも多かったけど登り基調なのでマイペースが死守できてよかった。
大岳のガレた登り手前に到着したときは、「これで最後だ」という嬉しさが込み上げてきた。
こんな場所は、みんな順番に登るだけだから、急がず、頭をぶつけず(毎度ぶつける頭突きポイントがある)
三点支持や落ちないように登るだけ。
足は動いていたが、なんとなく気力で登っている感じ。
大岳山到着(55km)標高1266m(「もうすぐ大岳山山頂ですよー」というボラの方の声が聞こえてくると嬉しい)
休んでいる人が多数。
普段ならここから富士山が見える絶景ポイントだけど、夜中なので真っ暗。
さっさと帰る力が残っていたから、ジェルを一本飲んですぐに出発。
大岳の下りは半端なくガレてるので、慎重に足を運ぶ。
下りで、三頭山の避難小屋トイレで会った、内田さんの後ろに到着(お互い、まったく気づかなかった)。
先に行かせてもらったが、ここの下りは走れるポイントではないのでゆっくり進む。
その辺からかな?
どこかのお兄様と一緒に足を進ませる。
「速いですね~。何度目ですか?」と聞かれたので、
「2回目です~でも抜かせる力残ってないので、全然先に行ってください。」
などど、いろいろと話しながら進んでる間に長尾平が近づいてくる。
「もうすぐ長尾平ですね、頑張りましょう!」
といって走り出すも、私が最後は付いていけず(苦笑)
なんだかんだでフラットはほぼ走り切り!長尾平到着!
第三CP 長尾平 58km(12時間55分8秒)(サブ15ペースより11分遅め)
ボラで島田さんがいるはずなのだが、探したけど見当たらない!
ざんねんー(泣)
ここはウルトラポーズさんのエイドで旗がいっぱい立ってて、元気貰った!
立ち止まることなくすぐに過ぎ去って、
ボラの方に挨拶をして御岳神社の坂を下りて左に巻いて
トイレ(5回目)…
今回トイレがなければもうちょっと早くゴールで来た気がするよな…
トイレを済ませ出発後、ウルトラポーズの小島さんがボラで応援してくれてるのを発見!
小島さんに「冨樫です。」とご挨拶して握手してもらって、「あと少しですよ」
で日の出山を目指す。
日の出山にはトレラン仲間の「みやじー」が待ってる!
約束を果たしたい!
「早く帰ってこないといなくなるよ」
と言われてたのだが、いるだろうか…
日の出山までの階段は本当につらい…
登りだし歩幅が合わない…
けど、辛抱して登る。
何とか日の出山に到着しそうになった時に私から
「みやじーおるかーい?」と暗闇に叫んでみると
「おー!おるで!」
「とがしだよー」
と言って無事に約束を果たす。
「アニキが2、30分前、櫻井が3分前くらいに行ったよ」
「見てよ!この景色綺麗でしょ~」
とおいしそうな温かい「酒」を飲みながら、都内の夜景を望む。
本当にきれい♡
でも写真撮る余裕ない。
みやじーから
「ここからはくだりだからね、ここの階段滑るからきをつけてね」
と言われて、
「ありがとう」とお礼を伝えてまた下り始める。
後半にはいってから、ジェルの摂取スピードが1時間に1本から1時間半に1本になる…
自分でもかなり飽きてきていた…他に持ってても出す気にもならない…(柿ピー出す余裕なし)
あと11キロ…
昨年はここを90分で降りれた。
今年は、13時間15分くらいでここにいる…
もしやサブ14.5行けるか?
と思ったが、意外と下り基調とはいえ、登りもあって昨年ほどうまくいかない。
で、結局、最後のカフェインジェルで刺激入れ!
そのうちヘッデンの電池が明るさがなくなってきたので、予備の腰ライトオン!大活躍。
その後、ヘッデンはなぜか復活。
不安なので、最後までハンドライドとの二刀流で進むことに。
まずは残り5キロ地点のゴルフ場の網(左側にある)ところを目指す。
歩いている人は抜かせた。
みんな寄ってくれた。
登りは歩く。
下りとフラットは走るを繰り返した。
後ろの男性に
「抜かしてください」
と言ったら
「僕も精一杯で、登りは走れませんので大丈夫です。」
と言われてしばらく一緒に進む。
残り3キロくらいで胸焼けがする。
梅干しを入れるがあまり変化なし…
吐き気止め飲む余裕なし…
水を飲んでうまくごまかしつつ、歩く場面が出てきて何人かにあっさり抜かれてしまった。
恐らくこの時に後ろの男性にも抜かされたかも?
そのうち、最後のコンクリ橋や残り2キロの看板が見えてきて、
もうすぐだ!と思って走り続ける。
サブ14.5は間に合わないけど、念願の暗いうちにゴールが達成できそうだ!
と思いながら最後は気持ちよくロードを走る。
そして…
ゴール 五日市会館(14時間43分19秒)AM3時43分19秒
女子総合 47位/226位中
昨年のタイム17時間27分8秒を大幅に更新。
暗いゴールに飛び込めた…AM3時43分!

ともみちゃん、成津さん、さえみん、が待っててくれた。
アニキ、櫻井さんもちょっと前にゴールしたよって教えてくれた。
成津さんが撮ってくれた♪

ともみんが撮ってくれた♪

ゴールしての感想。
楽しかった…
やっと走れた…
今回は、いろいろな意味でリベンジだった。
5月 奥久慈DNF(第3関門実測52kmで自らリタイヤ)
6月後半8月 めまいによる不調で練習断念+レースDNSを1回。
(※7月中に50kのレースはなぜか完走出来たけど…しかも9時間9分と我ながら好タイムで…)
9月 STY悪天候のため中断から中止へ。
数ヶ月まともに走れてない状態。
そして、この10月のハセツネ!!!
「ここでやらなきゃいつやるの?」
「絶対に負けられない試合がここにある!」
UTMFのポイントも取れてないし、かなり切羽詰まった状態。
これが良かったんだと思います。
今年は、DNF(リタイア)やDNS(棄権)をしたけれども、
それを習慣にせず、糧にし、力に変えられた。
タイムは自分の目標には届かなかったけど、大幅な更新も出来た。
それ以上に、結局やり遂げた自信のほうが大きい。
今年は、脱水で珍しく完走率も低いし、
厳しい条件ではあったようなのだが、
自分自身はあまり感じなかったし、水切れも起こさなかった。
それにしてもゴール後の豚汁は美味しかったんだけど、
それから友人を待つこと数時間の間に何も食べなかったら、帰りの運転を開始してすぐに
気持ち悪くなってきてもう全然ダメ(汗)
そこから胸焼けが止まらず、運転できなくなり、途中で狭山SAで爆睡。
その後も高速降りて、ニトリのパーキングで爆睡。
運転前に裏山ベースで、チーム獣人のけぐさんにご報告とお礼、けぐさんとたかさんと話しながら飲んでたコーヒーが美味しかったなぁ♡
そのうち、まつさんも現れてみんな生存が確認できた。
聞けばそれぞれのハセツネ物語があったんだなーとしみじみ。
胸焼けは、寝ないで走ったし、ゴール後回復するための食事をすぐに摂らなかったから胃腸がやられちゃったのかもしれません。
この辺は次への課題かな!
トレランは、奥が深い。
長いレースほど、補給のタイミング、自分に合う行動食、ライトの装着時期、変更時期、ギアの選択、ザック重さとの勝負。
何を生かし、何を捨てるか、すべて自分次第。
戦術ありき。プランニングするところからがレース。
ウオーターローディング、カーボローディング、普段の食べ物がいかに重要かも感じる。
これからも丈夫な体でいられるように、トレランを通じて健康維持に努めたいし、
次への挑戦は続けていきたい。
自営業である以上、こうして極限状態からいかに脱出するかのメンタルを鍛えるためにもいい練習だった。
来年出るかわからないけど、もし出ることがあったら、さらなる上を目指したい。
今は正直にそう思います。
今回は筋肉痛もほぼなし!
この1年でだいぶ変わりました。
応援してくださったお友達のみなさま、ボラのみなさま、一緒に走ったさま、
本当にありがとうございました。
今年は、偶然にも、社会福祉法人ぷちとまとのあきこちゃんから私(あきこ)へのメッセージでした!

ぷちとまとさん、いつも可愛い袋の作成と応援、ありがとうね♡
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
下は、全然関係ないですけど・・・本業のネタです。
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